AppKeeper のお申込みから利用開始までの流れ
目次
AppKeeperご利用の申し込み
http://sios.jp/products/appkeeperにあるAppKeeperの新規登録(無料)ページより、お客様のメールアドレスを入力してアカウント登録を行ってください。
ご入力いただいたメールアドレス宛に、「SIOS AppKeeper:アカウント作成のご連絡 」メールが送信されます。
メール本文に記載されているリンクへ移動し、Eメールアドレスの検証を行ってください。検証が成功すると下記の画面が表示されます。
ログインをクリックし、登録したメールアドレスとパスワードを入力してください。
ログインするとAppKeeperのダッシュボードに入ることができます。
AppKeeperご利用にあたっての前提条件について
※AppKeeperのご利用に際しては、事前にサポート要件をご確認いただく必要がございます。
また、AppKeeperご利用にあたっては監視対象となるインスタンスにSSMが導入されている必要がありますので、ご利用前に監視したいそれぞれのインスタンスにSSM Agentがインストールされ利用可能であることをご確認ください。
テナント作成(AWSアカウントの追加)
AppKeeperではAWSアカウントをテナントと呼称して管理します。
- AppKeeperにサインインすると、下記の画面に遷移します。左下のテナント追加ボタンをクリックしてください。
- クリックすると、下記画像の画面が開きます。各項目を入力し[追加]を押してください。
External ID(外部ID)は、IAM Roleの作成で必要ですので、生成されたExtenal IDを控えておいてください(ボタンを押すとクリップボードにコピーされます)。
- さきほど追加したテナントが画面一覧に表示されていればテナント作成は成功です。
IAM Roleの作成
AppKeeperはAmazon EC2インスタンスの状態監視を行うために、お客様のAWS環境にIAM Roleの設定が必要です。
AppKeeperの利用に必要なIAM Roleの設定は、CloudFormationを利用することにより、自動的に行うことができます。
CloudFormationによるIAM Roleの作成では、AWSマネジメントコンソールからの作成と、AWS CLIからの作成のふたつの手順からどちらか一方を選択してください。
※[IAM Policyの詳細]にあるIAM Policyを含んだIAM Roleが作成されます。内容をご確認の上作成して下さい。
※CloudFormationが利用できない環境では、手動による作成の項目を参照してください。
AWS マネジメントコンソールを用いてIAM Roleを作成する場合
テンプレートのダウンロードと編集
以下のURLからテンプレートをダウンロードしてください。
https://coati-cloudformation-template-product.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/coati_iam_role.template.yml
ダウンロードしたテンプレートをエディタで開き、テナント作成(AWSアカウントの追加)時に生成したExternal ID(外部ID)を、以下の部分にコピーし、保存してください。
Resources:
CoatiIAMRole:
Type: AWS::IAM::Role
Properties:
RoleName: !Ref IAMRoleName
AssumeRolePolicyDocument:
Version: "2012-10-17"
Statement:
- Effect: "Allow"
Action: "sts:AssumeRole"
Principal:
AWS:
- "398878680527"
Condition:
StringEquals:
sts:ExternalId: "ここに外部IDをコピー"
テンプレートを使用したIAMロールの作成
- AWSのマネジメントコンソールへログインしてください。
- 「サービス」→「CloudFormation」→「スタックの作成」の順に移動してください。
- 「テンプレートファイルのアップロード」を選択し、「ファイルの選択」テンプレートのダウンロードと編集で編集済のテンプレートファイルを指定してください。
- 「スタックの名前」「IAMRoleName」「PolicyName」欄にそれぞれ任意の名前を入力し、「次へ」ボタンを押してください。
- 「スタックオプションの設定」では、必要に応じて入力してください。不要な方は、そのまま「次へ」を押してください。
- 「レビュー」では、以下のチェックボックスにチェックを入れて、「スタックの作成」ボタンを押してください。
- スタックのステータスが「CREATE_COMPLETE」になることを確認してください。
IAM Roleの作成は以上です。
通知先の登録に進んでください。
AWS CLIを用いてIAM Roleを作成する場合
以下のコマンドを実行してください。
aws cloudformation create-stack --stack-name AppKeeperIAMRoleStack --template-body <テンプレート名> --capabilities CAPABILITY_NAMED_IAM --parameters ParameterKey=IAMRoleName,ParameterValue=AppKeeperIAMRole ParameterKey=PolicyName,ParameterValue=AppKeeperPolicy
※AWS CLIの実行環境と実行権限が必要です。
<テンプレート名>は以下のフォーマットで指定してください。
file://<テンプレートのフルパス名>
例: file:///home/testuser/coati_iam_role.template.yml
IAM Roleの作成は以上です。
通知先の登録に進んでください。
通知先の登録
AppKeeperの障害検知時のメール送信先の設定を行います。
- 「通知設定」セクション下部にある「メールアドレスを追加」ボタンをクリックします。
- 「メールアドレスを追加」画面で、メールアドレスと通知を受け取るタイミング・言語を選択し通知先を追加してください。
※ひとつのテナントにつき、登録できる通知先は最大3件です。
監視の開始
追加したテナントのパネルをクリックして展開します。
- リソースの検出
「リソースの検出」ボタンをクリックします。
リソースの検出により、AppKeeperはユーザーがAWS上で保有しているリソース(EC2インスタンス)の情報を取得し一覧表示します。また、EC2インスタンスの数が増減した場合には、再度リソースの検出を行うことで最新の状態に更新することができます。
クリックするとリソース検出の実行有無を聞いてきますので、リソース検出する場合は、リソース検出をクリックしてください。
- 監視インスタンスの選択
監視対象にしたいインスタンスの「監視設定」のチェックボックスにチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。
- 監視サービスの選択
「サービス設定」列の「設定」ボタンをクリックします。
監視対象にしたいサービスのチェックボックスにチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします。
監視対象としたいサービスを自由に選択できます。
サービス選択の際の指針などについては監視対象サービスの選択指針を参照してください。
- 回復設定
「回復設定」が「標準」になっていることを確認します。
障害発生時の回復動作について「回復設定」から設定ができます。
各設定項目ごとの動作の詳細についてはこちらを参照してください。
- 監視の開始
「監視の開始/停止」ボタンを押します。
監視の開始/停止をクリックするとAppKeeperの監視を開始します。
AppKeeperの監視ステータスが「開始」の場合に、「監視設定」のチェックボックスにチェックの入っているインスタンスを対象として監視を行います。
課金について
AppKeeperの課金はインスタンス毎に発生します。インスタンスが以下の条件を満たしている場合、課金対象となります。
- AppKeeperの「リソース検出」によりインスタンスが検出済である
- インスタンスのステータスが「監視中」になっている
具体的には、以下の場合にインスタンスのステータスが「監視中」になります。
- インスタンスの「監視設定」がOn(監視設定のチェックボックスにチェックが入っている状態)である
- AppKeeperによる監視が開始されている
GUIからインスタンスのステータスが「監視中」かどうかを確認できます。
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